グローバル文明イニシアチブは文明間の相互理解を深める推進力＝元ユネスコ事務局次長

　元ユネスコ事務局次長のゲタチュー・エンギダ氏は、チャイナデイリーとチャイナウォッチ・シンクタンクが共同で実施した「グローバル・イニシアチブ」シリーズインタビューでこのほど、中国の「三大グローバル・イニシアチブ」に対する見解を示した。同氏はグローバル教育システムをアップデートする必要性を指摘し、若い世代が地球市民となるよう教育することで、異なる文明間の相互理解を深める必要があるとの見方を示した。

　エンギダ氏は、「グローバル文明イニシアチブは、世界各国の人々の相互理解を深め、思想と道徳の団結を促すもう一つの推進力だ。中国はこれまで国家間の交流促進に力を入れており、それに伴って各国国民の相互理解が徐々に深まれば、世界はより素晴らしいものとなる」と述べた。

　中国が提起した「グローバル発展イニシアチブ・グローバル安全保障イニシアチブ・グローバル文明イニシアチブ」は、世界経済と文化の共同的繁栄の促進を目指すものだ。「三大グローバル・イニシアチブ」の世界と人類の未来にとっての意義を深く探り理解するために、チャイナデイリーとチャイナウォッチ・シンクタンクは共同で「グローバル・イニシアチブ」（Taking the Initiative）シリーズインタビューを実施し、トップクラスの専門家や学者の見方を紹介した。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年4月14日