米国が中国と歩み寄り、付き合い方を模索することを希望＝駐米中国大使

　中国の謝鋒駐米大使は20日、ハーバード大学ケネディスクールの中国フォーラムの開幕式でスピーチを行い、「米国側が中国型と向き合い歩み寄り、相互尊重、平和的共存、協力・ウィンウィンの原則に基づき、中米の新時代の正しい付き合い方を模索することを願う」と述べた。スピーチの要旨は下記の通り。

　世界には大きな変化が生じ、動乱と不安が満ちている。人類は再び坂を登る重要な時期を迎え、各国は同じ船に乗っている。時化を前にし、我々は同じ船で共に助け合うべきで、船で押し合うべきではない。中国の選択は明確で確固たるものだ。中国式現代化の推進は、中国の発展の壮大なる青写真だ。人類運命共同体の構築は、美しい世界を共に建設する中国のプランだ。

　米国側が中国側と共に努力し、両国及び世界の人々を安心させる責任を果たし、二国間関係を改善する善意と誠意を示し、両国首脳の重要な共通認識を実行に移す措置と行動を示し、「サンフランシスコ・ビジョン」を実現し、中米関係を安定・健全・持続可能の軌道上で前向きに発展させることを願う。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年4月23日