親パレスチナ抗議デモ、全米の大学を席巻

　「親パレスチナ抗議デモが米国の大学を席巻」AP通信の23日の報道によると、ニューヨークのコロンビア大学の学生がこのほどキャンパス内でデモ行進を行い、警察に追い払われ拘束された。その後、同校、ハーバード大学、イェール大学などの20以上の有名大学で大規模抗議デモが発生した。参加者は、バイデン政権の外交面のイスラエルへの肩入れに不満を表した。「環球時報」が伝えた。

　米国の複数の大学で昨年末、パレスチナを支持する一連の抗議活動が起きた。米国の政治家は今年1月、ペンシルバニア大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学の学長に対して、抗議デモに参加する学生への処罰が徹底していないとして引責辞任を求めた。これは米国社会で、言論の自由に関する議論を起こした。米政府と大学当局は現在、平和的に抗議する学生を追い払い拘束するよう警察に命令し、多くの学生及び教職員から怒りを買っている。

　パレスチナとイスラエルの新たな大規模衝突後、米国はイスラエルへの肩入れと軍事支援を続けている。ガザ地区の人道主義の危機への責任を逃れられず、米国国内の人々と国際社会から広く批判を浴びている。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年4月24日