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japanese.china.org.cn |11. 05. 2024

中国海軍1万トン級大型駆逐艦、艦隊を率い南中国海で訓練

タグ: 海軍 駆逐艦 実戦化 訓練 南中国海
中国網日本語版  |  2024-05-11

 中国中央テレビの8日の発表によると、南部戦区海軍の1万トン級大型駆逐艦「遵義艦」と、「海口艦」「昆明艦」「咸寧艦」の複数の主力軍艦でつくる訓練艦隊が、南中国海の某海域で実戦化訓練を行った。フィリピンと米国の軍事演習「バリカタン」も同時に行われた。

 軍事専門家の張軍社氏は9日の取材で次のように述べた。

 今回の南部戦区海軍による訓練は、艦隊の指揮制御能力、総合実戦力、兵力間の共同作戦能力を高めるためのものだ。中国海軍の南中国海の海域におけるこの手の常態化訓練活動は、国の主権と海洋権益を守る力を高めることを狙いとする。これは自国の玄関先で行うもので、正当かつ合理的で、国際法に合致する。

 フィリピンは米国などの域外国を抱き込み、南中国海で頻繁に合同演習や合同巡視などの軍事活動を行い、南中国海の軍事化を早めその平和と安定を破壊している。そのため解放軍はさらなる訓練により戦闘に備え、すべてに対応する準備を整える必要がある。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月11日