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japanese.china.org.cn |14. 05. 2024

華春瑩報道官がイエレン米財務長官の発言を「意訳」、米国のダブルスタンダードを明らかに

タグ: 不公正な競争
「人民網日本語版」  |  2024-05-14

華春瑩報道官がイエレン米財務長官の発言を「意訳」、米国のダブルスタンダードを明らかに--人民網日本語版--人民日報


 米国のイエレン財務長官はこのほど、同国のラジオ番組「マーケットプレイス」のインタビューを受けた際、電気自動車や太陽光発電などの分野で中国にいわゆる「過剰生産」があると再び宣伝したところ、司会者から米国政府もこれらの分野に巨額の補助金を給付していると指摘され、説明を行った。これを受け、中国の華春瑩外交部長助理(外務次官補)兼報道官は、「X」上の投稿で、イエレン氏の説明をその発言が本当に意味するところが分かるように「意訳」し、米国のダブルスタンダード的言動を明らかにした。中国新聞網が伝えた。


 「マーケットプレイス」が5月9日に発表した記事によると、インタビューで司会者はイエレン氏に対し、米国政府がチップ法や「インフレ抑制法」などを通じて数10億ドルの補助金を給付していることに言及した。


 これに対して、イエレン氏は米国政府がクリーンエネルギー、電気自動車、バッテリー、および再生可能エネルギーなどの分野に補助金を給付していることを認めたが、同時に米国の投資は「サプライチェーンの弾力性を確保し、良質な製造業の雇用機会を創出する」ためであるとした。


 イエレン氏は「我々は非常に明確にこれらの重要戦略分野への投資に補助金を給付している。我々は、中国が生産能力が深刻に過剰な企業に対して多額の補助金を給付することを望んでいない。これは、我々の企業を破産させることにしかならない」とした。


 この発言に対して、華氏は「X」上の投稿で、イエレン氏の発言を「我々は補助金を通じて米国の産業を支援する。なぜなら、それは戦略的なものだからだ。だが、他国が同じ事をすれば、それは不公正な競争だ」と「意訳」してみせた。(編集NA)


 「人民網日本語版」2024年5月14日