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japanese.china.org.cn |15. 05. 2024

中米AI政府間対話が初開催

タグ: AI
中国網日本語版  |  2024-05-15

 中米人工知能(AI)政府間対話が現地時間14日、スイスのジュネーブで初めて開かれた。会議は中国外交部北米大洋州司の楊濤司長、米国務省重要・新興技術特使代理のセス・センター氏、国家安全保障会議(NSC)技術・国家安全主幹のタルン・チャブラ氏 が共に主宰した。中国側は科学技術部、発展改革委員会、国家インターネット情報弁公室、工業・情報化部、中央外事工作委員会弁公室の人員、米国側はNSC、国務省、商務省の人員が出席。双方はAI技術のリスク、グローバル・ガバナンス、その他の各自の関心事について深く、専門的かつ建設的に意見交換した。「寛広太平洋」微信公式アカウントが15日、発表した。


 双方は各自のAI技術のリスクへの見解と対策や、AIによる経済・社会発展のサポートの措置について説明した。中国側は次のように強調した。AI技術は現在最も注目されている新興テクノロジーだ。中国側は終始、人中心と「AI for Good」の理念を堅持し、AI技術の有益・安全・公平を保障している。中国側はAIグローバル・ガバナンスの強化を支持し、国連のメインルートとしての力を発揮することを主張している。米国側を含む国際社会と意思疎通を強化し、広い共通認識を持つグローバルAIガバナンス枠組み及び規格を形成することを願っている。中国側は米国側のAI分野における対中規制及び圧力に厳正な立場を表する。


 双方はAI技術の発展にチャンスがあればリスクもあることを認識しており、両国首脳のサンフランシスコにおける重要な共通認識を実行に移すため引き続き取り組むことを再確認した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月15日