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japanese.china.org.cn |16. 05. 2024

中国新エネ生産能力過剰論に根拠なし=VDA会長

タグ: ドイツ自動車工業会 生産能力過剰
中国網日本語版  |  2024-05-16

 ドイツ自動車工業会(VDA)のヒルデガルド・ミュラー会長はこのほど、新華社の独占取材に応じた際に、「中国新エネ生産能力過剰論には根拠がなく、現在の中国の自動車輸出データはこの論断を支持しない。ドイツは中国の新エネ車産業との協力を強化し、世界の低炭素なモデル転換を共に促すことを願う」と述べた。

 ミュラー氏は一部の国が最近、中国の新エネ車「過剰生産能力」が世界市場に衝撃を及ぼすと喧伝していることについて、「中国の自動車生産台数の約16%が海外に輸出されているが、ドイツの自動車産業は4台中3台が輸出だ。我々は過剰生産能力について文句を言う適任者ではなく、むしろ世界で競争を受け入れようとしている」と述べた。

 欧州委員会は先ほど、中国製電気自動車(EV)への反補助金調査を開始し、6月5日までに初歩的な報告を発表する予定だ。VDAはEUの中国自動車産業への保護貿易的な措置について、中国から輸入するEVへの追加関税導入に反対すると表明した。ミュラー氏は次のように述べた。

 ドイツ自動車産業は市場の開放と公平な競争を主張し、保護貿易に反対する。追加関税は貿易問題を解消する正しい手段ではない。自動車産業は高度にグローバル化されている。VDAはEUと中国が食い違いについて対話することを願う。公平な競争は自動車産業発展の重要な礎だ。

 追加関税導入などの措置は欧州やドイツ自動車産業が直面している挑戦を解消できず、むしろ貿易紛争を起こす可能性がある。ドイツ自動車産業と中国の経済・貿易往来はドイツに多くの雇用機会と利益をもたらし、ドイツ自動車産業の電動化とDXを支えた。貿易紛争はモデル転換を妨げる。

 中国EV市場の成功は、世界の気候目標の達成にとって極めて重要だ。中国の新エネ車の急速な発展と中国市場の活力は、世界の自動車産業に恵みをもたらす。中国は世界最大の新エネ車市場で、ドイツ自動車産業は引き続き中国市場を深耕する。

 交流と協力の強化、共同の発展の促進は、独中自動車産業の未来の発展方向だ。ドイツは中国自動車産業とのスマートコネクト、自動運転、低炭素・排出削減などの協力の強化を願っており、中国自動車メーカーの対独投資を歓迎する。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月16日