japanese.china.org.cn |16. 05. 2024 |
中国のクリーン技術は敵にあらず=米ブルームバーグ
タグ: 生産能力過剰 気候変動 カーボンニュートラル
中国網日本語版 | 2024-05-16
米ブルームバーグは14日、「中国のクリーン技術は敵にあらず」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。
米国で騒がれている中国の「生産能力過剰論」を見ると、気候変動対応の問題がすでに解消されたと思うかも知れない。バイデン米大統領は火曜日、中国のクリーン技術製品に全面的に追加関税を導入すると発表した際に、生産能力過剰について4回言及した。これは気候変動対応に必要な努力を低く見積もっている。
カーボンニュートラルに必要な大幅な排出削減を実現しようとするならば、より多くの風力及び太陽光発電設備容量が必要だ。電気自動車、グリーンな水素エネルギー、グリーンな鉄鋼により脱炭素を促進するべきであることは言うまでもない。ネットゼロエミッションに向かい始めるためには、中国で毎年約300GWの太陽光発電設備容量を追加する必要があると見られるが、これは中国の太陽光発電モジュールの約40%の生産量を消費できる。
西側諸国が念入りに貿易障壁をこしらえ、中国の技術を利用し脱炭素を実現する世界と自国を隔離するのではなく、効果的なグリーン産業政策を検討するならば、進展が得られるかもしれない。中国及びその他の国の工業の力によって、初めてこの目標を達成することができるのだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月16日