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japanese.china.org.cn |21. 05. 2024

鼓浪嶼「八卦楼」の保護を支えた習近平総書記 歴史的文脈を守る

タグ: 鼓浪嶼「八卦楼」
「人民網日本語版」  |  2024-05-21

 110年以上の歴史を持つ八卦楼は、福建省厦門(アモイ)市の鼓浪嶼(コロンス島)のランドマークの一つだ。習近平総書記はかつて厦門での在任期間中、この建築物の運命を変えた。


 1907年に建てられた八卦楼は、1960年代以降、コンデンサー工場として使用されていた。1983年、中国共産党厦門市委員会と厦門市政府は、ここに博物館を建設することを決めた。

 

 当時、厦門市はあらゆる面で発展を要し、資金不足に直面していた。八卦楼の修復のために厦門市はまず50万元を調達し、国家文物局から48万元の拠出を受けたが、資金はすぐに足りなくなった。


 1986年、中国共産党厦門市委員会常務委員、厦門市副市長だった習氏は八卦楼を視察した後、30万元の拠出を承認し、修復作業の緊急事態を解決した。この資金的支援により、八卦楼は修復され、生まれ変わった。2005年から、八卦楼の本館は鼓浪嶼オルガン博物館として一般公開され、年平均で延べ50万人以上の観光客を迎えている。


 一棟の建物の保護から島全体の重視へ、そして一都市の建設から国全体の指導へ……長年にわたり、習総書記は歴史的文脈を守ることに対する初心を変えず、貴重な遺産の保護を重視し続けてきた。


 2017年7月8日、「鼓浪嶼:歴史的共同租界」は世界遺産リストに登録された。その中で、八卦楼は鼓浪嶼世界文化遺産の中心的要素の一つとして、国連の世界遺産保護専門家から高く評価された。


 鼓浪嶼の世界遺産登録申請の成功を聞き、習総書記は「世界遺産登録申請は遺産をより良く保護・利用するためであり、成功経験をまとめ、国際的な考え方を参考にし、長期的に有効なメカニズムを整え、祖先の残した文化遺産を心を込めてしっかりと守り、歴史的文脈をより良く継承していく必要がある」との重要な指示を出した。(編集NA)


 「人民網日本語版」2024年5月20日