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japanese.china.org.cn |27. 05. 2024

李強総理が日本の岸田文雄首相と会談

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「人民網日本語版」  |  2024-05-27

李強総理が日本の岸田文雄首相と会談--人民網日本語版--人民日報

李強総理は26日夜、第9回中日韓サミット出席のため訪問した韓国・ソウルで、日本の岸田文雄首相と会談した。新華社が伝えた。

李総理は「昨年11月、習近平国家主席と岸田首相はサンフランシスコで会談し、重要な共通認識に至り、両国の戦略的互恵関係を包括的に推進することを再確認し、両国関係の発展に重要な政治的リーダーシップを発揮した。日本側が中国側と向き合って進み、両国首脳間の重要な共通認識をしっかりと実行に移し、不断に相互信頼を強固にし、協力を深め、意見の相違に適切に対処し、新しい時代の要請にふさわしい建設的かつ安定的な中日関係の構築に努力することを希望する。歴史問題と台湾問題は中日関係の政治的な基礎に関わる重大な原則的問題であり、基本的な信義の問題でもある。日本側が約束を必ず守り、両国関係の不断の発展のために前向きな雰囲気を醸成することを希望する」と表明。

「中日の発展は互いにとって重要な機会だ。双方は互いに成果を挙げ、産業チェーンとサプライチェーンの安定性と円滑性、グローバルな自由貿易体制を共同で守るべきだ。中国は日本と複数の分野、ルート、レベルで友好協力を実施し続け、人的往来をさらに円滑化し、青少年交流を積極的に実施し、中日の友好協力を支える民意の土台を不断に固めることを望んでいる」とした。

また「日本の福島原発汚染水の海洋放出問題は全人類の健康、全世界の海洋環境及び国際的な公共の利益に関わる。中国は主要な利害関係者であり、中国の政府と国民はこの問題に強い懸念を抱いている。日本側が長期的な国際モニタリング体制などの問題で、もっと誠意や建設的な姿勢を示し、国内外の正当かつ合理的な懸念に真摯に対処し、自らの責任と義務を適切に履行することを希望する」とした。

双方は、各レベルの対話や意思疎通を強化し、適切な時期に次回の中日経済ハイレベル対話、ハイレベル人的・文化的交流協議を開くことで合意した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年5月27日