中国・ウクライナ外務省協議開催　中国「両国関係を共に維持し発展させたい」

中国外交部（外務省）の孫衛東副部長は5日に北京で、ウクライナのアンドリー・シビハ第1外務次官と中国・ウクライナ外務省協議を行った。中国新聞社が伝えた。

孫副部長は、「中国とウクライナの関係は国交を樹立してからの32年間、持続的かつ安定的に発展してきた。中国はウクライナと共に、両国首脳の重要な共通認識を着実に実行し、相互に尊重し誠実に向き合うという優れた伝統を発揚し、両国国民の根本的で長期的な利益に常に着目し、各分野の交流協力を推進し、中国・ウクライナ関係を着実に維持し発展させたいと考えている」と述べた。

シビハ第1外務次官は、「ウクライナは、ウクライナ・中国の伝統的な友情を大切にし、『一つの中国』原則を遵守しており、両国の各レベルの交流をより密接にし、各分野の協力を強化し、二国間関係の発展がより多くのより優れた成果を獲得するよう推進していきたい」と述べた。

また、双方はウクライナ危機、共に関心を抱く国際的・地域的問題について意見交換を行った。（編集KS）

「人民網日本語版」2024年6月6日