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japanese.china.org.cn |18. 06. 2024

SNSで他国のイメージを中傷、米国の常套手段=外交部

タグ: 米国 フェイクニュース
中国網日本語版  |  2024-06-18

外交部の林剣報道官は17日、「米国がSNSを通じフェイクニュースを流布し、世論の環境に毒を流し、他国のイメージを落とす。これはその一貫したやり方で、中国側は断固反対する。米国側は考え方を正し、他国に対するフェイクニュースをでっちあげと流布をやめるべきだ」と述べた。

同日の定例会見で、記者からは「ロイター通信の14日の報道によると、米国防総省は新型コロナウイルス感染拡大中に中国を対象とする秘密のオンライン宣伝行動を実施した。フェイクアカウントを作りSNSで投稿することで、中国科興(シノバック)製ワクチンの安全性と有効性を中傷した。行動に参加した米軍高官は、我々はパートナー国とのワクチン共有に取り組んでおらず、中国のワクチンを中傷することしかできなかった、と話したという。中国側はこれについてどう論評するか」という質問があった。林氏は次のように回答した。

中国側は関連する報道に注意している。米国がSNSを通じフェイクニュースを流布し、世論の環境に毒を流し、他国のイメージを落とすことは、事実によって再三証明されている。これはその一貫したやり方で、中国側は断固反対する。

質問にあった米軍高官の話は、米国が他国にフェイクニュース攻勢を発動する真相と意図を曝露した。簡単に言えば、米国はある国を抑制し圧力をかけようとするならば事実と真相を無視し、資源を動員し他国を中傷するということだ。これは中国製ワクチンに関するフェイクニュースのでっちあげと流布の行動で貫かれているだけでなく、広く歓迎されている「一帯一路」イニシアティブや、需給共に旺盛な中国新エネ車の「過剰生産能力」に関するデマなど多岐に渡る。このやり方は米国の「強いパワー」を示すことができず、その覇権と偽善を暴露するばかりだ。国際社会は米国のこの行為に目を研ぎ澄まし、はっきりした認識を持つべきだ。

大国には大国らしさというものがある。米国側は考え方を正し、大国の果たすべき責任を果たし、他国に対するフェイクニュースのでっちあげと流布をやめるべきだ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月18日