BRICS加盟、東南アジア諸国が関心を示す理由は？=シンガポールメディア

　タイ外務省報道官は20日、BRICS加盟を正式に申請したと発表した。またマレーシアのアンワル首相は16日、中国メディアの取材に応じた際に、「マレーシアはBRICS加盟を決定済みで、すぐに正式な手続きを開始する」と述べた。他にもインドネシアのルトノ外相は今年1月、インドネシアはBRICS加盟の可能性を検討中と述べた。ラオスなどの国もBRICS加盟の意向を示したことがあり、ベトナムは「BRICS加盟の流れを注視している」と表明した。シンガポールCNA（電子版）が21日、伝えた。

　シンガポール南洋理工大学人文芸術社会科学カレッジ アート・デザイン・メディア学部の廖振揚学部長は、「BRICS加盟の意向を示した国は、そのグループの潜在力を魅力と感じている。これらの国は国益に基づき検討している。彼らは国際経済の舞台でより多くの選択肢を手にしようとしている」と述べた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年6月24日