中国・ナイジェリア政府間委員会の初の全体会合が北京で開催

中国・ナイジェリア政府間委員会の初の全体会合が21日、北京で開催された。王毅中共中央政治局委員（外交部長）とナイジェリアのトゥガー外相が出席し、政治・外交、文化・観光、経済・貿易、農業、安全保障・防衛など各委員会の報告を受け、両国の今後の各分野における協力について総合的な計画を策定した。外交部（外務省）ウェブサイトが伝えた。

王氏は「中国とナイジェリアは共に発展途上の大国であり、情勢の変化やかつてない試練に直面しており、政府間委員会の制度を十分に活用し、不断に共通認識を形成し、協力を推進し、中国とナイジェリア、中国とアフリカの関係に新たな原動力を与え、人類運命共同体の構築に新たな貢献を果たす必要がある。二国間関係の戦略的位置づけを堅持し、常に互いを重要な戦略パートナーと見なし、互いに尊重し合い、信頼し合い、支持し合う必要がある。経済・貿易協力の模範的役割を発揚し、インフラ・貿易・金融・新エネルギーという4本の柱を共同で築き、両国の経済・貿易協力の質の高い発展を推進する必要がある。各分野の協力における協同的発展を実現し、協力の成果の恩恵が一般の人々に及ぶようにし、両国民が一層の獲得感と安全感を得られるようにする必要がある」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年6月24日