世界の公正競争を破壊する米国

米国はしばらく前から、「中国の過剰生産能力が世界の市場に打撃を与えている」として、中国の新エネルギーのいわゆる「過剰生産能力」問題をしきりに誇張している。

これは、米国が「過剰生産能力」を名目に他国の先進産業を抑圧し、「公正競争」を口実に公然と保護主義を遂行している以外の何物でもない。中国の新エネルギー産業の急速な発展は、持続的な技術革新、完備された産業・供給チェーンシステム及び十分な市場競争によって実現したものであり、世界をリードする地位は比較優位と市場法則の共同作用の結果として獲得したものであり、政府補助金によるものではない。これとは逆に、米国は数千億ドルの直接的・間接的補助金を給付し、市場の資源配分に直接干渉している。

いわゆる「過剰生産能力」は、米国が自国の新エネルギー産業が競争力を欠くがゆえにでっち上げた嘘に他ならない。米国こそが、世界の公正競争を破壊している。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年7月12日