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japanese.china.org.cn |13. 07. 2024

外交部 米とEUに南海についての中国の立場を表明

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  |  2024-07-13

 米国と欧州連合(EU)は11日、いわゆる南海仲裁案による裁定を支持し、南海における中国の立場と主張を攻撃する声明を発表しました。

 外交部の林剣報道官は12日の定例記者会見で、同件について以下の3点の主張を表明しました。

 「第1に、米国は自らの私欲のために、『国連海洋法条約』への加盟を拒否しているのに、国際法の教師面をして他国の『条約』の実行状況に口を出しており、そのダブルスタンダードで国際法を都合よく解釈するという虚偽に満ちた姿が十分に露呈している。

 第2に、米国やEUは南海問題の歴史的経緯と客観的事実を顧みず、『国連憲章』に違反して、『公約』を含む国際法をねじ曲げる理解を示しており、その立場と主張は全く成り立たない。

 第3に、米国が南海の主権問題で特定の立場を持たないという自らの承諾事項に公然と背き、フィリピンに南海仲裁案を提起するよう勧めたのは、同盟国を利用して南海と地域を混乱させ、中国を抑圧する険悪な目的を実現する意図だ。」

 林報道官はさらに、「中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)が共に努力することで、南海情勢は現在のところ全体として安定している。中国はASEAN諸国とともに、南海の平和と安定の維持に引き続き力を入れ、同地域の繁栄と発展を推進する。われわれは米国をはじめとする域外諸国が地域の平和と安定を守るための地域諸国の努力をしっかりと尊重し、地域の平和と安定に不利になる言動をやめ、南海の平和と安定のトラブルメーカーになるのをやめるよう促す」と強調しました。


 「中国国際放送局日本語版」より 2024年7月13日