japanese.china.org.cn |29. 07. 2024 |
中国式現代化、世界経済発展に貢献=エプソン(中国)総裁
中国網はこのほど、エプソン(中国)有限公司総裁、エプソン香港有限公司総裁の岩崎哲也氏の独占インタビューを行った。
岩崎氏は過去40数年を振り返り、「中国の改革開放により外資系企業は中国の大きな市場、増え続ける消費者、整備が続くインフラ、多くの科学技術イノベーション人材、先進的な製造業サプライチェーン、日増しに開放的になるビジネス環境などを目にした。これらは外資系企業の質の高い発展に沃土を提供した」と述べた。
岩崎氏は、「中国の全面的な改革深化の持続的な推進と高水準の対外開放の持続的な拡大、特にデジタル化の波、市場競争の激化、持続可能な発展の需要の拡大を背景とし、当社は現地化によって中国のユーザー及び市場への理解をさらに深めた。これはさらに当社により多くの業界を跨ぐ事業提携や、新分野の業務拡大のチャンスを提供し、優良資源の統合を続け、業界の境界線をさらに突破した」と指摘した。
岩崎氏は中国の近年の発展について、「世界2位のエコノミーである中国は大きな経済の実力と市場の強みを持つ。中国は現在、質の高い発展を促す重要な段階を迎えており、これには大きな発展チャンスが含まれる。中国は外資系企業が無視できない市場の一つだ」と述べた。
岩崎氏はさらに、「中国経済のモデル転換と高度化の流れが好転し、科学技術イノベーションが持続的に質の高い発展にエンパワーメントしている。製造業のハイエンド化、スマート化、グリーン化のモデル転換の流れが顕著で、新たな質の生産力の育成と拡大が続いている。当社は中国のスピードに追いつき、既存の強みを発揮し、製品面のイノベーションを促すべきだ。これは当社が中国で生存と発展を続けられるかを左右する」と続けた。
岩崎氏は中国経済の今後の発展についても自信を示した。中国経済は実力が十分で、かつ中国市場には大きな強みと潜在力がある。高水準の対外開放の持続的な拡大、産業関連能力の持続的な強化、ビジネス環境の持続的な最適化は、より多くの外資系企業の対中投資を促すという。
中国式現代化を高速で前進する列車に例える人もいるが、岩崎氏は「この高速列車は世界経済発展の促進に対して重要な意義を持つ。世界経済発展の促進において、中国式現代化は溢れんばかりの原動力を提供した」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月29日