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japanese.china.org.cn |13. 09. 2024

第11回北京香山フォーラムが盛大に開幕 国際安全への関心を反映する3つの特徴

タグ: 国際安全
中国網日本語版  |  2024-09-13

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 第11回北京香山フォーラム開幕式会場の模様

 注目の第11回北京香山フォーラムの開幕式が13日、北京国際会議センターで開かれた。100以上の国・地域・国際機関の500人以上の防衛当局者と、200人以上の専門家・学者が出席した。

 今年は平和共存五原則発表70周年だ。この重要な歴史の節目において、本フォーラムは「平和を共に築き、未来を共有」というテーマを設定し、協力による発展及び安全の促進を提唱することで、世界平和及び安寧を効果的に守るため知恵と力を集め、世界により多くの安定性とプラスのエネルギーを注ぐ。

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 第11回北京香山フォーラム開幕式の出席

 本フォーラムは「安全協力とアジア太平洋の繁栄・安定」「多極化と国際秩序の行方」「グローバルサウスと世界平和の発展」「国際メカニズムとグローバル安全ガバナンス」という4つの全体会議議題と、「ASEANとアジア太平洋の安全枠組み」「北東アジアの安全及び安定の維持」「欧州の安全の行方」「中東の平和ビジョン」「中米の正確な付き合い方」「新興技術を善へ」「国際的な軍縮の未来」「武装衝突における人道的危機」という8つの並行分科会議題を設定。

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第11回北京香山フォーラム開幕式会場の模様

 軍事科学院の江新鳳研究員は中国網のインタビューで、グローバル安全保障イニシアティブを実行する重要な舞台及び枠組みである本フォーラムには次の特徴があると述べた。

 (一)主流の情勢とホットな問題に即した議題を設定。アジア太平洋に立脚し世界を見据え、豊富な内容を広く網羅。国際社会の安全への関心をしっかり反映する。

 (二)会議が大規模で、格式が高い。規模を見ると、参加国及び機関は100以上で、政府代表者及び学者は700人以上。格式を見ると、30以上の国の高官が出席。これらの数値はいずれも2006年の創設当初から大幅に増加。

 (三)世界の意思疎通を促す場としての力がより顕著に。本フォーラムは引き続き多くの発展途上国と中小国に、平等に対話し共に声を上げる場を提供すると同時に、欧米などの先進国及び新興大国の代表者の参加をさらに拡大。今年出席する欧米の学者は外国学者の約3分の1を占め、アフリカ及び南米の新興国も人員を派遣。これは発展途上国と先進国、中小国と地域の大国が直接かつ平等に交流するより多くの機会を創出する。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月13日