プーチン露大統領が王毅氏と会談

ロシアのプーチン大統領は12日、サンクトペテルブルクで王毅中共中央政治局委員（中央外事活動委員会弁公室主任）と会談した。新華社が伝えた。

プーチン大統領は、来月開催されるBRICS首脳カザンサミットへの中国側の出席を切に待ち望んでいると表明。BRICS輪番議長国としてのロシアの取り組みに対する中国側の支持に感謝を表明し、「今回のBRICS安全保障問題ハイレベル代表会議が前向きな成果を収め、『グローバル・サウス』諸国との対話開催に成功したことで、BRICSの影響力と力が存分に示された。ロシアは中国と協調を強化し、さらに多くの『グローバル・サウス』諸国を団結させ、連携して世界の多極化プロセスを推進し、公正性と国際法に基づく国際秩序を構築することを望んでいる」とした。

王氏は「双方が戦略的協力を強化し、一方的な覇権行為に反対し、陣営対立を阻止することは、時代の進歩の潮流やグローバル・サウス諸国の共通の願いと合致している。中国はロシアと戦略的な意思疎通を保ち、志と道を同じくするより多くの国々を団結させ、世界の多極化プロセスを推進することを望んでいる。カザンサミットはBRICSの加盟国拡大後初の首脳会議だ。中国はBRICSのパートナーと団結・協力し、対等で秩序ある世界の多極化とインクルーシブな経済のグローバル化を推進し、人類運命共同体の構築にBRICSとして貢献を果たすことを望んでいる」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年9月13日