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japanese.china.org.cn |10. 10. 2024

平和的発展という世界の正しい道を歩む

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「人民網日本語版」  |  2024-10-10

平和的発展という世界の正しい道を歩む--人民網日本語版--人民日報

国連平和維持活動(PKO)に参加してからの30年余りで、中国は延べ5万人以上の軍人と延べ2700人以上の警官を20数ヶ国・地域に続々と派遣した。海軍の護衛艦隊は16年続けてアデン湾とソマリア海域で護衛活動を実施し、各国の船舶累計7300隻近くを護衛した。病院船「平和の方舟」は50数ヶ国・地域を訪れ、延べ30万人以上の人々に医療サービスを提供した。激動と危機を前に、中国は常に平和のために奔走し、交渉促進のために努力してきた。国際情勢がどう目まぐるしく変化しようとも、中国は常に平和的発展路線を堅持し、揺るぎなく世界平和を維持し、共同発展を促進してきた。(人民日報コラム「和音」掲載)

平和的であることは、中華文明の突出した特徴だ。5000年以上にわたる文明発展の中で、平和・親善・調和の追求は中華民族の精神世界に深く根を下ろし、中国人民の血脈に深く溶け込んでいった。新中国成立後の75年間、中国はいかなる戦争も衝突も自ら仕掛けたことはなく、他国の土地を一寸たりとも侵略・占領したことはない。中国は平和的発展を憲法と政権党規約に盛り込み、国家の意志にまで高めた唯一の大国である。新時代に入って以来、「どのような世界を構築し、どのようにこの世界を構築するか」という重要な課題に直面し、中国は人類運命共同体を構築するという時代の答えを出した。人類運命共同体の構築という理念は平和・発展・協力・ウィンウィンという時代の潮流に沿うものであり、平和的発展路線の堅持という中国の揺るぎない決意を示し、平和と進歩という新たな境地を切り開いた。

平和的発展の道を歩むことは、中国式現代化の鮮明な特徴であり、必然的な選択だ。中国は植民地支配と略奪という古い道を歩むことは決してなく、国が強くなれば必然的に覇権を唱えるという誤った道を歩むことも決してなく、平和的発展という世界の正しい道を歩んでいる。中国は対話によって溝を埋め、協力によって紛争を解決することを提唱し、あらゆる形態の覇権主義とパワー・ポリティクスに断固として反対し、団結の精神とウィンウィンの思想によって複雑に入り交じる安全保障上の課題に対処し、正義の行われる安全保障構造を共に築き享受することを主張している。

中国は常に国連憲章の趣旨と原則を揺るぎなく実践し、国際関係の基本準則と国際公平・正義を擁護し、発展路線と社会制度を自ら選択する各国の権利を尊重している。中国の現代化実現は、世界平和と国際正義の力の強化を意味し、どこまで発展しようとも、中国が覇権を唱え、拡張を図ることは永遠にない。

中国は人類運命共同体の構築という理念を堅持し、世界の平和的発展を促進するために責務を担い、成果を挙げている。中国は150余りの国々及び30余りの国際機関と連携して「一帯一路」(the Belt and Road)を共同建設し、世界で最も広範で規模の大きな国際協力の枠組みを設け、協力・ウィンウィンと共同発展を促進してきた。中国はグローバル発展イニシアティブ、グローバル安全保障イニシアティブ、グローバル文明イニシアティブを打ち出して実行し、世界の平和と安定を維持し、世界の発展と繁栄を促進するために新たな原動力を注入してきた。中国は中国の特色ある紛争解決の道を探るべく努力し、ウクライナ危機、パレスチナ・イスラエル衝突、及び朝鮮半島、イラン、ミャンマー、アフガニスタン関連の問題において建設的役割を果たし、核戦争の防止に関する核保有5ヶ国の共同声明発表を後押しし、サウジアラビアとイランの和解及び国交正常化を実現へ導くなどの重要な成果を収め、安全保障上の窮地の打開、安全保障ガバナンスの整備のために助力し、衝突解消と平和構築のために地ならしをし、橋渡しをしてきた。国連のグテーレス事務総長は「中国の平和的発展は人類の歴史における崇高な事業であり、全人類の平和と進歩に寄与する」と指摘している。

平和的発展の道を歩む中国の決意が変わることはなく、各国と友好的に協力する中国の決意が変わることはなく、世界の共同発展を促進する中国の決意が変わることはない。新たな道のりにおいて、中国は常に歴史の正しい側、人類文明の進歩の側に立ち、平和・発展・協力の旗を高く掲げ、世界平和の建設者、グローバルな発展への貢献者、国際秩序の擁護者となり、各国の人々と共に、人類社会のさらに素晴らしい未来を切り開いていく。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年10月9日