japanese.china.org.cn |16. 10. 2024 |
国防部「米日印豪の『クアッド』は米国の政治的道具と成り果てている」
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「人民網日本語版」 | 2024-10-16
国防部(省)の呉謙報道官は15日、米日印豪の海軍がインド洋で実施した共同訓練「マラバール」など、最近の軍事関連の問題について記者の質問に答えた。
報道によると、米国、日本、インド、オーストラリアの海軍は10月8日、インド洋で共同訓練「マラバール」を実施した。これには、中国に対処するとともに、安全保障分野で米日印豪の枠組み「クアッド」を強化する狙いがある。
これに関する質問に対し、呉報道官は「中国は、関係国間の防衛・安保協力は第三国の利益を損なってはならず、地域の平和と安定を損なってはならないと考える。いわゆる『クアッド』は、すでに米国による中国封じ込めと覇権維持のための政治的な道具と成り果てている。我々は関係国が至る所で中国を問題にして騒ぎ立て、陣営対立を作り出し、地域情勢の緊張を高めることに断固として反対する。アジア太平洋地域は地政学的な争いの場ではなく、各国が手を携えて協力する大きな舞台であるべきだ。我々は関係国に対して、ゼロサム的対抗への固執を止め、地域の共通の安全の維持に資することをより多く行うことを要求する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年10月16日