BRICSの出現は希望の光　世界多極化傾向は逆転不可能と証明

　「BRICS＋」首脳対話が24日、ロシアのカザンで行われた。出席した国と国際組織の指導者および代表は発言し、「BRICS＋」協力方式のもとで各分野の協力が深まり、発展途上国の多大な共同利益を維持し、「グローバルサウス」諸国の国際問題における発言権と代表性を高め、より公正で合理的な国際秩序の構築を推し進め、世界の平和と発展を促進できることに期待を示した。

　ボリビアのアルセ大統領は、BRICSの出現は希望の光と言え、世界の多極化の動きは逆転できないことを証明したと述べ、以下のように示した。BRICSメカニズムのもとで、発展途上国は自身の潜在力を発揮し、グローバルガバナンス変革を推し進め、科学技術の進歩、デジタル接続、再生可能エネルギーを基礎とする互恵発展戦略を強化することができる。より柔軟で効果的、包摂的、代表的な国際多国間体制を構築し、発展途上国と最後進国も政策決定に参与できるようにする必要がある。

　国連のグテーレス事務総長は、「BRICS＋」の多国間主義堅持に対する努力を賞賛し、以下のように述べた。地域間衝突、気候変動、生物多様性、貧困と飢餓など世界的試練に対し、各国は心を一つにし協力して対応する必要がある。南南協力は国連の持続可能な開発目標にさらに助力しており、「BRICS＋」は多国間主義を強化し、世界の発展と安全の促進に重要な役割を担うと信じている。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年10月25日