japanese.china.org.cn |29. 10. 2024 |
外交部「米国は無責任な言論の流布と宇宙における軍拡を止めるべき」
タグ: 衛星 妨害装置 宇宙空間
「人民網日本語版」 | 2024-10-29
外交部(外務省)の28日の定例記者会見で、林剣報道官が米国の宇宙における軍拡に関する質問に答えた。
【記者】米軍が来年、主にロシアと中国に対抗するため、新型の衛星妨害装置(ジャマー)の導入を始めるとの報道がある。米国の国家宇宙防衛戦略に対する外交部の評価は。このような政策が中国の宇宙探査にとって真の脅威となる場合、中国はどのような立場を取るか。
【林報道官】中国は常に宇宙空間の平和利用を堅持し、宇宙空間における軍拡競争に反対し、宇宙空間の武器化に反対している。中国はいかなる国とも「宇宙における競争」を行うつもりはなく、いわゆる「宇宙における優位性」も追求していない。
米国は公然と宇宙空間を「戦闘領域」と位置付け、宇宙空間において軍事力を拡張し続け、宇宙軍事同盟を構築し、宇宙空間の戦場化を推し進め、宇宙空間における各国の共通の安全保障と発展の権益を深刻に脅かしている。我々は米国に対して、無責任な言論の流布を止め、宇宙空間における軍備拡張を止め、宇宙空間の恒久的な平和と安全の維持のためにしかるべき貢献を果たすよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年10月29日