japanese.china.org.cn |04. 11. 2024 |
習近平国家主席が澳門特区の次期行政長官と会見
習近平国家主席は1日、澳門(マカオ)特別行政区の第6期行政長官に選出され、中央政府の任命を受けた岑浩輝氏と北京の人民大会堂で会見した。新華社が伝えた。
習主席は岑氏が中央政府から澳門特区第6期行政長官に任命されたことに祝意を表明。「『一国二制度』は国家と民族の根本的利益にかない、澳門特区の根本的利益にかなう良い制度だ。澳門特区の祖国復帰から25年間、中央政府と祖国大陸部の力強い支持の下、特区の政府と社会各界は奮闘を続け、澳門特区の特色ある『一国二制度』の実践において世界の注目する成果を挙げてきた。憲法と澳門基本法の定めた特区の憲政制度秩序は強固に確立され、澳門特区における諸事業は全面的な進歩を遂げ、澳門特区の国際的影響力は著しく高まった。中央政府は引き続き全面的かつ正確に、確固として揺るぎなく『一国二制度』『澳門人による澳門ガバナンス』『高度の自治』の方針を貫徹し、これらが変更されることも変形されることもないようにする」とした。
また「中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会)はさらなる改革の全面的深化、中国式現代化の推進について系統だった方針を打ち出し、『一国二制度』の制度的優位性を発揮し、香港特区と澳門特区が国家の対外開放の中でより良く役割を発揮するメカニズムを整えることを強調した。これは澳門特区に対し、中国式現代化に融け込み、自らのより良い発展を実現するための方向性を指し示し、新たな歴史的チャンスをもたらした。岑次期長官の率いる澳門特区の新指導部が社会各界を団結させ、正しい道を守りながら革新を図り、澳門特区の特色ある『一国二制度』の実践に新たな局面を絶えず切り開き、強国建設と民族復興に一層の貢献を果たすことを希望する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年11月4日