japanese.china.org.cn |08. 11. 2024 |
李強総理が大メコン圏経済協力第8回首脳会議に出席
李強総理は7日、雲南省昆明市で開催された大メコン圏(GMS)経済協力第8回首脳会議に出席した。新華社が伝えた。
李総理は「GMS経済協力体制は発足後の30年余りで、中国とメコン川流域諸国が共に協力を協議し、共に発展を促進する重要な場となった。現在、世界は新たな激動と変革の時期に入っている。運命共同体である中国とメコン川流域諸国は、なおさらに団結と協力を緊密化し、経済的相互補完性の強みを十分に発揮し、各分野で実務協力をさらに深め、共同発展の道を揺るぎなく手を携えて前進し、地域と世界の平和と安寧、発展と繁栄に積極的な貢献を果たす必要がある」と指摘。地域協力の深化について次の4点を提言した。
(1)開放的協力を堅持し、より高水準で大規模な双方向開放を共同で推進し、開放型地域経済枠組みを整備し、より効率的で活力に富む超大規模市場を築く。
(2)イノベーション先導を際立たせ、イノベーション政策の連携と協同を強化し、イノベーション要素の効率的な流動を促進し、イノベーションの成果の実用化を加速し、イノベーション協力の不断の深化及び着実化を支え、確保する。
(3)相互連結を深め、道路、鉄道、港湾などインフラの「ハード面の連結」を深く推し進め、政策、法律、規制・監督、ルール、標準など「ソフト面の連結」を強化し、クロスボーダー決済、自国通貨決済の利便性の向上に努め、積極的にクロスボーダー協力モデル地区を増設し、地域経済統合を加速する。
(4)意思疎通と協調を緊密化し、真の多国間主義を実践し、大メコン圏経済協力と瀾滄江―メコン川協力、三河川(エーヤワディー川、チャオプラヤー川、メコン川)流域メカニズム、メコン川委員会(MRC)などのメカニズムの協調ある発展の推進に力を入れ、包摂的・相互促進的な望ましい協力の雰囲気を醸成する。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年11月8日