japanese.china.org.cn |03. 12. 2024 |
米中航空遺産財団が「フライング・タイガースの友情」を新疆に伝える
「フライング・タイガースの友情」を伝えるため、米中航空遺産財団代表団が11月30日から12月1日まで、新疆維吾爾(ウイグル)自治区を訪れた。新疆を初めて訪れた同財団のジェフリー・グリーン会長は「82年前、中米両国の航空要員は天山山脈を飛び越えて駝峰新航路を切り開くことに成功した。今、フライング・タイガースの精神が現地で継承され、発揚されているのを見て嬉しく思う」と感動を隠せない様子で語った。新華社が伝えた。
1998年設立の米中航空遺産財団は、中米両国でフライング・タイガースの物語を広め、第二次世界大戦時の両国民の友好的協力を記念し、理解と友情を増進すべく、長年にわたり尽力してきた。
米中航空遺産財団、新疆維吾爾自治区人民政府外事弁公室、新疆国際博覧事務局の共催する「英雄を銘記ーーフライング・タイガース歴史的写真巡回展」が11月30日、烏魯木斉(ウルムチ)市で開幕した。来場者は312枚の貴重な歴史的写真と6点の文化財に通して、フライング・タイガースの創設から、中国と米国の軍民が共同で中国侵略日本軍に抵抗し、勝利を収めた「フライング・タイガースの物語」、及び両国の軍民が命の危険を顧みずに肩を並べて戦った「フライング・タイガースの友情」を理解することができる。
中米の友好的協力の歴史的遺産をこれからも継承していくため、米中航空遺産財団は2022年9月、「フライング・タイガース・ヤングリーダーズ・プロジェクト」を開始。両国の若者の交流を強化するため、両国に「フライング・タイガース・フレンドシップ・スクール」を開設した。
「我が財団としては、こうした協力や交流を通じて、米国の学生を新疆を含む中国に連れて行き、本当の中国を理解させるとともに、中国各地の学生に米国見学に来てもらい、交流を増進していきたいと考えている」とグリーン会長は語った。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年12月2日