脱リスクは、国際サプライチェーンの真のリスク＝駐米中国大使

　中国の謝鋒駐米大使は11日夜にワシントンで開かれた、米中ビジネス協議会の年次晩餐会であいさつし、「保護主義の逆流を前にし、中国の全面的な改革深化と高水準の対外開放の拡大の決意は終始不動で、中米関係の安定的で長期的な発展を促進する目標は終始不動で、米国企業を含む各国企業が発展のチャンスを共有することを歓迎する願いは終始不動だ」と述べた。

　謝氏はさらに、「関税を武器として利用することで閉ざすのは市場であり、失うのはチャンスだ。スモールヤード・ハイフェンスはイノベーションの春風を遮られず、むしろ自身の行動を制限する。「脱リスク」を旗印とする「脱中国」こそが世界のサプライチェーンの真のリスクであり、中傷及び攻撃における国家安全の濫用そのものが危険を生む。中米がしっかり協力できれば、両国と世界は初めてより繁栄し、より安全になる」と続けた。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年12月13日