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japanese.china.org.cn |22. 12. 2024

中国を制度的なライバルとはしない ドイツ前内務大臣

タグ: 制度
中国網日本語版  |  2024-12-22

 ドイツのオットー・ゲオルク・シリー前内務大臣はこのほど、『環球時報』の独占インタビューに応じた際、欧州とドイツは最優先に中国を重要な協力パートナーとすべきであり、欧州の政治家にグローバル協力を妨げるのではなく、グローバル・パートナー関係を構築するよう呼びかける必要があると述べた。

 欧州の一部の人物は中国をパートナーとしながらも、競争相手や制度的なライバルにも位置づけている。このような位置付けは事実と合致しないだけでなく、通用せず、中国と欧州の関係を妨害し障害をもうけるだけという指摘もある。「私は中国を制度的なライバルとはしない」と話すシリー氏は、以下のように示した。中国と欧州、特に中国とドイツの間の経済協力は著しい互恵・ウィンウィンの成果をもたらす。欧州企業の中国での投資および中国企業の欧州での投資は双方の経済成長を促した。中国はEUの米国に次ぐ2番目に大きい商品貿易パートナーであり、2023年のEUと中国の間の貿易額は7830億ドルに達した。

 シリー氏は、「今後も引き続きこのような成功する協力をしてこそ賢いやり方であり、関税引き上げまたは障害をもうけて中国と欧州の経済関係を妨げるべきではない。大統領府との交流を通じて、ドイツは中国との経済協力および政治対話の強化に力を入れてきたと断定できる」と述べた。

 シリー氏はまた、「私は中国を重要な協力パートナーと見ているが、ある程度は競争相手とも見ている。世界が互いに関連し合う経済環境の中で、公平な競争は有益なものである。経済と政治の分野だけでなく、私たちは中国と欧州、特に中国とドイツの間に多くの友好関係が存在することにも感動すべきである。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月22日