japanese.china.org.cn |16. 01. 2025 |
TikTok政策への不満を示す 米国人ユーザーが小紅書に殺到
米政府のTikTok禁止令が最近、広く注目を集めている。多くの米国人ネットユーザーはTikTokの代替プラットフォームを探し始めている。小紅書はその独特なコミュニティの雰囲気と登録の利便性を特徴とし、最も多く選ばれている。データによると、小紅書は1月13日に米App Storeの無料ランキングでトップになり、ダウンロード件数が激増した。小紅書の「tiktok refugee」(TikTok難民)というハッシュタグは、投稿が2000件余りから32万件弱に増えた。閲覧は3億5000万回以上で、コメント数は754万件以上。
AFP通信は14日、「小紅書のプラットフォームはほぼ完全に中国語だが、好奇心旺盛な米国人が加わることの妨げにはならないようだ。小紅書に入居したばかりの米国人ネットユーザーは新規アカウントで、自分の生活の写真や動画を投稿し、自分たちを米国からのTikTok難民と称している。多くの米国人ネットユーザーはさらに、TikTokの代替プラットフォームを探す中で、米国の類似したソーシャルアプリではなく小紅書に転向した理由について説明した」と伝えた。
これらの米国人ユーザーによると、これは米政府のTikTok政策への不満を示すためだ。米政府は「中国がTikTokで米国人ユーザーの情報を収集・監視し、米国の国家安全を脅かしている」ことを口実としTikTokに圧力をかけているが、この説は嘘八百でヘイトスピーチだというのだ。小紅書でアカウントを作った一部の米国人ネットユーザーはさらに、これは中国人ネットユーザーと意思疎通と理解を促進し、広く友人を作り、生活における喜びを共有するためと強調した。
しかし観測筋は、小紅書の米国での急激な流行は新たな挑戦をもたらすと指摘した。同アプリはまだTikTokのような禁止の脅威に直面していないが、米政府の考え方が変わらなければ、中国企業というステータスによりそのグローバル化で一定の生存リスクを迎える可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月16日