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japanese.china.org.cn |22. 01. 2025

トランプ2期目、人々がダボス会議に注目=仏メディア

タグ: トランプ ダボス会議
中国網日本語版  |  2025-01-22

AFP通信は21日、「トランプ大統領2期目、人々のダボスへの興味を増す」と題した記事の中で、「トランプ氏が今週自らダボスを訪れることはないが、世界経済フォーラムのブレンデ総裁は、この新米大統領はダボス会議というビジネス界及び政治リーダーの一年の集まりに新たな注目をもたらしたと述べた。人々はトランプ2期目が何を意味するか知りたがっているというのだ」と伝えた。

報道によると、ブレンデ氏は「トランプ氏の政策はスイス・アルプス山脈のリゾート地に暗い影を落とす。経営者と政治リーダーはここで、トランプ氏の衝突、貿易、関税、移民、気候変動政策などについて議論する。出席者は点を線で結ぶようにして、トランプ氏の意図を読み解こうとする」と述べた。

欧州委員会のフォン・デア・ライエン委員長は21日のダボス会議で、「EUの最重要任務は(トランプ政権との)早期接触で、共同の利益について議論し、交渉に向け準備するべきだ。実務的に向き合うが、我々の原則を終始貫き、我々の利益と価値観を守る」と述べた。AFP通信は、フォン・デア・ライエン氏は「和解の口調」を用い、ダボス会議の演説でEUの自由貿易への約束を繰り返したと伝えた。

ショルツ独首相はダボス会議で、「その他のパートナーとの自由貿易を守る」と述べ、かつ「孤立は繁栄を犠牲にする」と警告した。「トランプ氏は真剣にアメリカ・ファーストと述べている。自国の利益を気に留めるのは正しいことだ。ただし他者との協力と相互理解は通常、自身の利益になる」

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月22日