japanese.china.org.cn |24. 01. 2025 |
対中輸出問題、オランダは自ら決定する=蘭首相
タグ: オランダ ASML ダボス会議
中国網日本語版 | 2025-01-24
オランダのスホーフ首相はこのほど米ブルームバーグのインタビューに応じた際に、オランダ露光装置大手ASMLの対中輸出の問題について、オランダ政府が自ら政策を決めることを願うと述べた。
スホーフ氏は世界経済フォーラムの2025年年次総会(ダボス会議)でのインタビューで、「バイデン米政権はASMLの先端半導体製造装置の対中輸出について、オランダ政府に相当強いプレッシャーをかけたが、トランプ政権もこの措置を続ける見込みだ。私は、自分たちで政策を決めることが非常に重要と考える」と述べた。
スホーフ氏は、オランダと中国は良好な貿易関係を保っており、中国と関連問題について意見交換すると述べた。
ブルームバーグの報道にある昨年第3四半期のデータによると、ASMLの中国市場での売上は27億9000万ユーロで、その売上全体の約半分を占めている。ASMLは、今年の中国市場の売上が企業全体の収入の約20%を占めると予想している。
ブルームバーグによると、ASMLは先端露光装置を生産する世界で唯一の企業だ。これまで米政府は「国家安全」を口実にオランダ政府に圧力をかけ、ASMLの対中輸出を制限していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年1月24日