米ジョンズ・ホプキンス大、大規模な職員削減を発表

米ジョンズ・ホプキンス大学は13日、米連邦政府の科学研究経費削減の影響を受け、国内外で2000人以上の職員を削減すると発表した。

同校は同日発表した声明の中で、「これは苦しい一日だが、本校はその影響を受ける事業にこの上ない誇りを持っている。これらの事業には疾患対策など、命を救う多くの活動が含まれる」とした。

同校は米国の有名な研究型大学で、多くの研究で連邦政府から資金援助を受けている。トランプ政権は先ほど、同校への8億ドルの資金供給を停止すると発表した。

トランプ政府は先ほど、コロンビア大学への4億ドルの資金供給を停止すると発表した。パレスチナを支持する抗議デモに対する同校の処理が不当であったことを理由とした。

米保健福祉省に属する米国立衛生研究所は2月7日、連邦政府の支出を削減するため科学研究経費を削減する新政策を発表した。この措置は、米国の医学研究に深刻な影響を及ぼし、世界の科学研究分野における米国のリードを弱めるとして、米国の学術界から猛反発を受けた。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年3月14日