「Hands Off」抗議デモ、全米各地から海外に広がる

全米各地で5日、1000回を超える「Hands Off（手を引け）」抗議デモが発生した。米国人はトランプ米大統領の一連の政策に対する怒りを表現し、トランプ政権に手を引き、米国人の利益を損ねるのを止めるよう求めた。メディアの報道によると、主催者側は50万人以上がデモに参加したと見積もっている。

「Hands Off」抗議デモの主催者側である組織は、「5日の活動はトランプ氏が1月に大統領に就任してから米国で発生した最大規模の集団抗議デモだ。人々は全米各地で同時に行動し、かつてない規模により医療の権利、労働収入、公平な教育、公民権、民主主義制度を守ろうとした」との声明を発表した。

声明は、トランプ政権による労働者の権利の削減及び医療保障体制の破壊や、全国民の生活費の持続的な高騰を招く措置は、抗議デモ発生の主な原因だとした。

メディアの報道によると、ポルトガル、ドイツ、フランス、英国などの欧州諸国在住の米国人も、ベルリン、パリ、ロンドンなどの都市で集会を開き、トランプ氏の内政及び外交政策に反対した。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年4月7日