ハーバード大学への措置に断固反対　中国人関係者の正当な権益守る＝外交部

外交部の毛寧報道官は23日に行われた定例記者会見で、記者から「米国政府は22日、ハーバード大学の学生・交流学者プログラムの認可を取り消し、同校が海外から学生を受け入れることを禁止すると発表した。これにより、ハーバード大学は今後、新たな留学生を受け入れられなくなるほか、現在在籍している外国人学生も他校への転校を余儀なくされ、そうしなければ合法的な滞在資格を失うことになる。ハーバード大学における留学生の約20％は中国人学生とされるが、中国外交部はこの問題をどう見るか」との質問を受けました。

毛報道官は、「中米の教育分野における協力は互恵的なものであり、中国側は一貫して教育協力の政治化に反対してきた。米国の今回の措置は、米国自身のイメージと国際的な信頼を損ねるだけだ。中国側は、海外にいる中国人学生および学者の正当かつ合法的な権益を断固として守る」と表明しました。（RYU、鈴木）

「中国国際放送局日本語版」2025年5月24日