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japanese.china.org.cn |06. 06. 2025

世界での好感度で中国が米国を上回る その理由は

タグ: 好感度 世論調査 経済成長 技術
中国網日本語版  |  2025-06-06

米国のオンラインニュースメディア「アクシオス」はこのほど、同国の調査会社「モーニングコンサルティング」による41カ国を対象とした世論調査の結果を報じた。それによると、この1年余りで、中国の世界での好感度が着実に上がり続け、今年3月以降は加速度的な上昇傾向を示している。特に5月末時点における中国の世界純好感度が+8.8%に達したのに対し、米国は-1.5%だった。世界での好感度で中国が米国を上回ったのは同調査会社が追跡を開始してから初。これは決して個別のケースではなく、近年の複数の国際調査と同じ動きを示している。中国を見る世界の視線は、ますます友好的かつ積極的なものへと変容しつつある。

世界における中国への好感度が上昇している背景には、中国が一貫して世界平和の建設者、グローバル発展の貢献者と国際秩序の維持者であり続けてきたことがある。こうした取り組みと成果が国際社会で積極的な影響を生み出している。中国の発展と進歩は自国民の生活向上に寄与しただけでなく、世界の平和と発展にも重要な貢献を果たしてきた。

中国の世界経済成長への寄与率は約30%を維持しており、主要経済国の中で最も高い成長率を記録している。「一帯一路」イニシアチブは十数年を経て、無数の人々の生活に目に見え、手に触れられる変革をもたらした。アフリカでは、中国企業が建設に携わった水力発電所が千門万戸に灯りをともし、東南アジアでは中国の技術と投資によって工業団地が次々と誕生した。これらのプロジェクトには政治的条件が付帯せず、上から目線的な説教もなく、ただひたすらに「経済を発展させたい、民生を改善させたい」という相手国の切実な願いに誠実に応えている。世界が感じ取っているのは、「共に発展することが真の発展」という中国の包容力と善意なのだ。

中国への世界的な好感度の上昇は決して偶然ではない。これは中国が数十年もの間、黙々と努力し、平和的発展を続けてきた成果であり、「共に協議し、共に建設し、共に享受する」という理念を堅持し、真の多国間主義を実践してきた当然の結果である。これはまさに、数多くの中国企業、文化従事者、一般市民が、心を込めた協力、革新的な製品、友好的な笑顔によって共に描き出した時代の絵巻と言えるだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年6月6日