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japanese.china.org.cn |08. 08. 2025

抗戦精神は永久に輝く精神の灯火、万代に受け継がれる文明の光

タグ: 抗戦
中国網日本語版  |  2025-08-08

今年は中国人民抗日戦争勝利80周年にあたる。この歴史的な節目に壮絶な抗戦の歴史を回顧すると、抗戦精神の不滅の価値と輝きが一層鮮明に浮かび上がる。百年に一度の大変動期にあり、なお残る新型コロナパンデミックの暗雲や猖獗を極める一国主義の中で、抗戦精神は中国人民が勇往邁進する強い原動力となっている。

抗戦精神は五千年の中華文明の沃土に深く根ざし、「天下の興亡は匹夫に在り」という責任意識が、14年間にわたる抗戦の砲火の中で4億の同胞が一体となる盛んな力を結集させた。抗戦精神の主要な鋳造者である中国共産党は、「中国人民の幸福を追求する」という真心をもって、血と火の試練の中でこの精神を最も純粋な光へと昇華させた。貧困撲滅の最前線で「八路軍工作隊」の赤い遺伝子を継承する駐在工作隊から、抗疫戦線で「生命至上」の理念のもと「救亡図存」の大愛を貫く医療関係者まで、その初心と使命は脈々と受け継がれている。

抗戦精神は時代の発展と共に進化を続けている。民族独立から「天下大同(世界の調和)」へと華麗な転換を遂げた今日、白求恩(ベチューン)医師が体現した「己を顧みず専ら人に尽くす」崇高な精神は、「一帯一路」建設現場で「それぞれの美を認め合い、美を共有する」実践へと継承されている。「人類運命共同体の構築」という理念が広く浸透している背景には、抗戦期の「統一戦線」という政治的英知をグローバルガバナンスにおける中国ソリューションへと昇華させた視座がある。抗戦期に中国戦線が日本軍主力の76%以上を釘付けにした戦略的貢献は、現代中国が世界経済成長の30%以上を担う多大な貢献へと発展し、各時代における中国の責任遂行を体現している。

新時代にあっても抗戦精神の意義は決して揺るがない。一部国家のスモールヤード・ハイフェンス(排他的なブロック形成)による技術封鎖に対し、中国の宇宙事業関係者は「両弾一星(原爆・水爆・人工衛星)」精神に導かれ、北斗衛星を宇宙に輝かせ、嫦娥探査機で月を駆ける偉業を成し遂げた。これは「自力更生・刻苦奮闘」思想の現代的共鳴であり、抗戦期の「我らの血肉で新たな長城を築かん」という誓いと同根である。AIIB(アジアインフラ投資銀行)の誕生からRCEP(地域的な包括的経済連携)発効まで、中国は道義的高みを制度的優位性へと転換。この偉大な実践は抗戦期の「闘争をもって団結を求めれば団結は存続する」という政治的英知を創造的に発展させたものだ。

歴史と未来の交差点に立つ今、抗戦精神は「黄河大合唱」の怒号から「一帯一路」の協奏へ、「持久戦論」の灯火から人類運命共同体の思想的松明へと、脈動を止めることはない。中華民族の偉大なる復興の道程は平坦ではないが、抗戦精神の灯火を高く掲げ、困難克服の偉大な力を結集させ、百年の変局の中で新時代の壮麗な叙事詩を綴り、人類文明の進歩にさらなる中国の英知・中国のソリューション・中国の力を貢献しようではないか。抗戦精神の炎を永遠に燃やし続け、文明の光を千秋万代へと輝かせんことを。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年8月8日