| japanese.china.org.cn |29. 08. 2025 |
抗日戦争勝利80周年 北京で複数の抗日戦争遺跡と記念施設がリニューアルオープン
中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年を記念する閲兵式が9月3日、開催される。28日午前には記念活動をめぐる初回の記者会見が行われた。
北京市党委員会常務委員・常務副市長の夏林茂氏は会見で、今回の記念活動の開催地である北京市は抗日戦争の歴史と都市文化を融合させ、抗日戦争の歴史を銘記・継承する市民の意識を高めるよう努めてきたと説明した。具体的な取り組みは以下の4点だ。
第一に、抗日戦争テーマ展示を高度かつ効果的に開催。
「民族解放と世界の平和のために――中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年記念テーマ展覧会」を成功裏に開催し、多くの貴重な歴史写真、文物(文化財)、動画資料を初めて一般公開した。
第二に、「三大エリア」の歴史景観を高度化。
党の建設、抗日戦争、新中国成立という3つの赤色テーマ文化エリアの融合を図るため、160カ所以上の抗日戦争記念施設と遺跡を現地調査し、北京の焦荘戸地道戦遺跡記念館、国家植物園「一二・九運動」記念地、「共産党がなければ新中国はない」革命歌謡記念館などの展示・陳列を高度化し、リニューアルオープンした。これら遺跡と施設は現在人気スポットとなっている。同時に「三大エリア」を軸に革命文物調査を実施し、188カ所の不動産革命文物と2600点余りの可動革命文物を公開。有名な双清別荘を全国重点文物保護単位に、趙登禹将軍墓などの16カ所の革命文物を市級文物保護単位として公表し、より生き生きとした思想教育陣地の発掘に取り組んできた。
第三に、いくつかの優秀芸術作品を発表。
映画「東極島」、テレビドラマ「帰隊」などの抗日戦争を題材とする作品を発表した。
第四に、大衆記念活動を実施。
「烽火を銘記し、青春を磨く」首都大学生抗日戦争勝利80周年記念テーマ活動などのイベントを開催し、市内の80万人以上の小中高生を7つの赤色文化ルートの実地探訪に参加させ、抗日戦争勝利80周年記念ネット特集記事を発表し、オンラインクイズコンテストを実施した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年8月29日
