| japanese.china.org.cn |02. 09. 2025 |
9月3日の閲兵式、中国の実力と平和への貢献を示す パキスタンメディア
パキスタン紙「The Pakistan Observer」電子版は8月30日、「中国の9月3日の閲兵式とその意義」と題する記事を掲載した。要旨は次の通り。
中国は9月3日に中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年記念式典を開催するための準備を進めているが、この活動には深い意義がある。それは中国の世界平和への貢献、グローバルガバナンスへの責任感、外敵による侵略に立ち向かい国家主権を守る決意を示すと同時に、平和的発展の道を歩むことを堅持する強い意思と国際情勢の安定を維持する能力を体現する。
9月3日の閲兵式は新時代における偉大なる抗戦精神の継承を示すだけでなく、世界に向けて正しい第二次世界大戦史観を堅持し、戦後国際秩序を断固として守り、国際的な公平・正義を断固守護することを宣言する。新中国成立以降、中国は一度も戦争を先に引き起こしたことがなく、他国の領土を一寸も占領したことがなく、代理戦争を発動したこともなく、そして中国が平和的発展の道を歩むことを憲法に明記した唯一の国であることは注目に値する。
総じて言えば、世界の平和がますます深刻化する地政学的課題に直面し、国連などの国際機関の権威が弱まるなかで、中国はグローバルガバナンスにおいて引き続き重要な役割を果たし、戦後国際秩序の守護者となっている。9月3日の閲兵式は中国の国力と国際体制の平和的な転換へのコミットメントを示し、安定の強化と正義の維持を目的としている。南中国海やその他の国境紛争における中国の自制的な姿勢は、その対抗より対話を優先する意向を浮き彫りにしている。中国は地域の平和と世界の安定における決定的な力であり、中国の軍隊は戦争に完全に勝つ能力を有しているにもかかわらず、紛争を避けている。
9月3日の閲兵式は疑いなく歴史的正義の銘記を呼びかけるものであり、第二次世界大戦における世界反ファシズム連合の勝利を想起させるものだ。この勝利はイデオロギーや国益を超え、侵略に抵抗する力を凝集した結果だった。これは人類が専制、罪悪、暗黒を打破したことの象徴でもある。
中国人民は14年の抗戦で多大な犠牲を払い、決定的な意義のある東方の戦場で戦闘を続け、第二次世界大戦の最終的な勝利に重要な貢献を成し遂げた。中国側の言い方を引用すれば、中国の実力が一分増えるほど、世界の平和保障は一分増す。この精神を継承し、中国は終始平和の建設者、発展の推進者そして国際秩序の揺るぎない守護者となる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年9月2日
