中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念大会が北京で開催　習主席が重要演説を発表

中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年記念大会が9月3日午前、北京市中心部の天安門広場で盛大に開催され、習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席が重要演説を発表し、軍の部隊を観閲しました。

大会には外国首脳および関係国の高官、国際組織の責任者、元政界要人ら62人が招かれて出席しました。

習主席は、「中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利80周年を盛大に記念する目的は、歴史を銘記し、烈士をしのび、平和を大切にし、未来を切り開くことにある」と強調しました。

習主席また、「中華民族は強権や暴力を恐れず、自立自強の偉大な民族だ。中国人民は断固として歴史の正しい側、人類文明の進歩の側に立ち、平和的発展の道を歩むことを堅持し、各国人民と手を携えて人類運命共同体を構築していく」と表明しました。

閲兵式は午前9時15分に始まりました。習主席は車に乗り広い長安街に沿って、分列行進に参加した13の徒歩隊列、一つの戦旗隊列、22の装備隊列を順次観閲しました。記念大会は1時間26分にわたって実施され、午前10時26分に円満に終了しました。（ZHL、榊原）

「中国国際放送局日本語版」2025年9月3日