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japanese.china.org.cn |27. 10. 2025

武力を誇示してベネズエラに圧力をかける米国

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「人民網日本語版」  |  2025-10-27

米国はこのほど「麻薬取引対策」を名目に、カリブ海域に複数の軍艦を派遣し、ベネズエラ沖の国際水域でいわゆる「麻薬密輸船」に対して軍事行動を取った。

だが、米麻薬取締局(DEA)の近年の報告書によれば、ベネズエラは米国に流入する麻薬の主要供給源ではない。ベネズエラの外相はSNS上で「米国は『防衛』の正当性を証明するために仮想敵を作り出しているが、実際にはカリブ海で『虐殺』を行うための口実作りだ」とした。国連の複数の専門家も、米国のこうした行動は極めて危険であり、カリブ地域の平和と安全に深刻な影響を及ぼすと指摘する。

米国は「麻薬取締り」を口実に、「モンロー主義」を実践している。長年にわたり、ラテンアメリカは「モンロー主義」の暗雲に覆われてきた。米国はラテンアメリカを自国の「裏庭」とみなし、軍事行動や経済制裁を通じて、ラテンアメリカ諸国の内政に乱暴に干渉してきた。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年10月27日