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japanese.china.org.cn |28. 11. 2025

王毅氏「日本の現職指導者が台湾関連の挑発的発言を行い、公然と歴史を逆行させている」

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「人民網日本語版」  |  2025-11-28

王毅中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は27日、要請に応じてフランスのエマニュエル・ボンヌ大統領外交顧問と電話会談を行った。新華社が伝えた。

王氏は「現在の国際情勢は混迷し、新たな問題や課題が次々と生じている。中仏両国は定期的な対話を維持し、戦略的協調を強化する必要がある。両国は包括的な互恵協力を深め、包括的な戦略的パートナーシップを新たな段階へ押し上げ、多国間主義の維持やグローバル・ガバナンスの改革・整備に新たな原動力をもたらし、国連安保理常任理事国としての責任とコミットメントを果たすべきだ」と指摘した。

また、王氏は台湾問題における中国の立場を明確に表明し、「日本の現職指導者が台湾に関する挑発的発言を行った。これは、公然と歴史を逆行させ、中国の主権と領土的一体性を侵害するものだ。安保理常任理事国であり、包括的な戦略的パートナーである中仏は、第二次世界大戦の勝利の成果を共同で守り、互いの核心的利益に関わる問題で揺るぎなく支持し合うべきだ。フランス側が引き続き『一つの中国』原則を揺るぎなく遵守することを希望する」と表明した。

ボンヌ氏は「フランスは自主独立の外交の伝統を堅持し、『一つの中国』政策を揺るぎなく遂行し、台湾問題における中国の正当な立場を理解している。中国側と相互信頼を深め、対話と協力を強化し、グローバル・ガバナンスや経済の不均衡などの課題に共同で対処していくことを望んでいる」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年11月28日