高市早苗氏は誤った発言を速やかに撤回せよ=日本で各界から声

国際アジア共同体学会は12月7日、東京都内で学術交流会を開催しました。この交流会では100人以上の日本の政界、学界、経済界の代表が現在の国際情勢と中日関係について議論しました。出席者は、高市首相は台湾に関する誤った発言を速やかに撤回し、悪影響を解消すべきと論じました。

日本の鳩山由紀夫元首相は基調講演で、高市首相の台湾に関する誤った発言は国際法と「中日共同声明」の精神に根本的に背いていると指摘しました。

鳩山元首相は、「『（日中）共同声明』および『ポツダム宣言』、さらに『カイロ宣言』によって、台湾は中国の領土であることを日本も認めた。したがって台湾問題は中国の内政であり、さらに1972年の『共同声明』の中で、我々は内政について不干渉であることも決めたわけで、このような中で高市発言が起きてしまった」と述べました。

出席者らは、高市氏の誤った発言が中日関係を損ない、悪影響を及ぼしているとの考えを示しました。（Mou、鈴木）

「中国国際放送局　日本語版」2025年12月8日