中央経済活動会議を開催　習主席が重要談話を発表

中央経済活動会議が12月10日と11日の両日、北京市内で開催されました。会議に出席した習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は重要な談話を発表しました。習主席は2025年の経済活動を総括し、現在の経済状況を分析し、2026年の経済関連作業を手配しました。

会議では、中国の経済発展には依然として多くの従前の問題と新たな試練がある、すなわち外部環境の変化の影響が強まり、国内では供給が強くて需要が弱い矛盾が顕著であり、重点分野では多くのリスクと隠れた問題があるとの指摘があり、来年は内需を引き続き拡大し、供給を最適化し、現地の状況に応じて新たな質の高い生産力を発展させ、社会の調和と安定を維持し、2026年から2030年を対象期間とする第15次五カ年計画の良いスタートを実現しなければならないと強調されました。

また、来年の経済に関連して以下の重点作業が確定されました。第1点は内需主導を堅持し、強大な国内市場を構築することです。第2点はイノベーションによる駆動を堅持し、新たな動力の育成と強化にさらに注力することです。第3点は改革と難関突破を堅持し、質の高い発展の動力と活力を強めることです。第4点は対外開放を堅持し、多分野における協力とウィンウィンを推進することです。第5点は協調した発展を堅持し、都市と農村の融合や地域間の連携を促進することです。第6点はけん引役としての「炭素排出のピークアウト」と「カーボンニュートラル」を堅持し、全面的なグリーン転換を推進することです。第7点は民生重視を堅持し、人民大衆のための実際的な施策を多く行うことです。第8点は最低線を守ることを堅持し、重点分野のリスクを積極的かつ着実に解決することです。（藍、鈴木）

「人民網日本語版」2025年12月12日