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japanese.china.org.cn |17. 12. 2025

王毅氏「台湾問題における日本の現首相による中国への内政干渉に断固反対」

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「人民網日本語版」  |  2025-12-17

王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は12日から16日にかけて、アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、ヨルダンを歴訪した後、中国メディアの取材に応じた。新華社が伝えた。

【記者】今回訪問した3ヶ国はいずれも「一つの中国」原則を堅持し、中国が国家主権と領土的一体性を守ることを断固支持すると強調した。これはごく少数の国々の逆行的な動きとは鮮明なコントラストを成すが、中国側はどのように評価するか。

【王氏】訪問中、私は3ヶ国に対し、台湾問題の歴史的事実と法理的経緯を説明し、台湾問題における日本の現首相による中国への内政干渉に対する中国側の断固たる反対を表明した。3ヶ国は「一つの中国」原則を堅持し、中国が国家主権と領土的一体性を守ること、国家統一を実現することを揺るぎなく支持すると重ねて表明した。

あるアラブの友人は、「『台湾独立』に反対し、中国が領土的一体性を守ることを支持するのは当然のことだ。『台湾独立』を黙認すれば、国際社会で様々な分離独立勢力が世界を混乱させるのを放任することになる」と述べた。互いに核心的利益を守ることを支持し合うことは、中国とアラブの友好の歴史的基礎であり、政治的基調である。

今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利80周年にあたる。当時、日本軍国主義は、いわゆる「存立危機事態」を名目に、横暴にも対外侵略戦争を発動した。この歴史的教訓は決して繰り返してはならない。平和を大切にする全世界の全ての国々は、軍国主義・ファシスト勢力の台頭に強く警戒し、植民地支配を目的とした侵略の助勢をする言動を断固として阻止する必要がある。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年12月17日