| japanese.china.org.cn |24. 12. 2025 |
外交部アジア問題特使がカンボジアとタイを再訪しシャトル外交
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「人民網日本語版」 | 2025-12-24
中国外交部(外務省)の鄧錫軍アジア問題特使は18日から23日にかけてカンボジアとタイを訪問し、両国間で最近発生した国境紛争についてシャトル外交を行った。カンボジアでは、フン・マネット首相、プラック・ソコン副首相兼外相、ティア・セイハ副首相兼国防相、マオ・ソパン王国陸軍司令官とそれぞれ会談した。タイでは、アヌティン・チャーンウィーラクーン首相、ナタポン国防相、ウクリス・ブンタノンダ最高司令官、エクシリ外務次官とそれぞれ会談した。外交部ウェブサイトが伝えた。
鄧特使は「中国は現在のカンボジア・タイ国境情勢を注視しており、衝突によって双方に死傷者や避難民が生じていることに深く心を痛めており、心から哀悼とお見舞いの意を表する。速やかに停戦し、対話を再開し、平和的手段によって国境紛争を解決することが喫緊の課題だ。中国は、ASEANによる調停努力を支持し、ASEAN監視団が停戦の監視において重要な役割を果たすことを支持する。双方の対話・交渉のために再び環境を整え、その場を提供していきたい。カンボジアとタイの双方が歩み寄り、相互信頼の回復に努め、国境の平和を回復することを望む」とした。
カンボジア、タイ双方は、中国が一貫して各方面の受け入れられる形で和平交渉を促してきたことに謝意を表し、和平に尽力することを重ねて表明。持続可能な停戦の実現を期待するとともに、中国と緊密な意思疎通を維持し、情勢の沈静化を推進し、カンボジア・タイ国境地域の平和と安定を早期に回復する意向を表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2025年12月24日
