| japanese.china.org.cn |28. 01. 2026 |
日本は「国際秩序の破壊者」 中国代表、国連安保理討論で批判
【新華社国連1月27日】中国の孫磊(そん・らい)国連常駐副代表は26日、国連安全保障理事会で開かれた国際的な法の支配に関する公開討論で、日本代表の発言に反論し、日本はすでに「国際秩序の破壊者」になっていると批判した。
孫氏は、台湾の中国復帰は第2次世界大戦の勝利の成果であり、戦後の国際秩序を構成する重要な一部だと指摘した。その上で、日本の高市早苗首相による誤った発言は、「カイロ宣言」「ポツダム宣言」「日本降伏文書」によって定められた敗戦国の義務に対する重大な違反であり、各国の主権と領土の一体性の尊重や内政不干渉といった「国連憲章」が規定する国際関係の基本原則にも著しく反していると批判。本質的には第2次世界大戦の勝利の成果を否定し、戦後の国際秩序を覆そうとする試みだとし、このような日本はすでに「国際秩序の破壊者」となっていると断じた。
孫氏はまた、日本が第2次世界大戦中に侵略戦争を発動し、アジアの人々に深刻な災禍をもたらしたと述べた。しかし、日本の一部の政治家や勢力は、これまで徹底した反省や罪の認識を示しておらず、罪を否定し、歴史を改ざんしようとする動きさえあると批判した。さらに、彼らの戦争に対するいわゆる「反省」は、「なぜ敗れたか」を問うものであり、戦争の罪や責任を省みるものではないと指摘。こうした日本は「侵略戦争の加害者」だと述べた。
孫氏は、日本の右翼勢力が「再軍備化」を推進し、軍事的拡張というかつての道を再び歩もうとしていると批判した。その具体例として、日本の指導者による中国への武力による威嚇、首相官邸高官による「核を持つべきだ」との発言、「安保3文書」改定の推進、「非核三原則」の見直しを示唆する動きなどを挙げ、これらはいずれも、地域と世界の平和への新たな脅威になっていると指摘した。さらに、日本は軍国主義の亡霊を呼び戻そうとしているとし、国際社会は日本が軍国主義の誤った道に戻るのを防がなければならないと訴えた。
さらに孫氏は、高市政権が中国の内政に乱暴に干渉し、台湾問題への武力介入を示唆しているほか、中国台湾に近い地域に攻撃型兵器を配備するなどして、意図的に地域の緊張を生み出し、軍事的対立をあおっていると指摘し、日本こそが情勢を緊張させている「真の挑発者」だと批判した。また、日本に対し、深く反省し、自らの誤りを真摯(しんし)に認めるとともに、一線を越える挑発的な行為をやめ、中国と国際社会の信頼を得るための実際の行動を取るよう強く促した。
日本代表による2度目の発言の後、孫氏は、中国の日本に対する要求は終始一貫して明確だと強調した。その上で、歴史を直視し、反省して過ちを正し、誤った発言を撤回するとともに、「新たな軍国主義」を生み出す行為をやめるよう改めて求めた。さらに、日本が実際の行動によって、中国の人々と世界に対して責任ある説明を果たすことを期待すると述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年1月28日
