| japanese.china.org.cn |06. 03. 2026 |
「結納金の上限を6万元にする」 全人代での提案がSNSでの検索1位に
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中国国際放送局 | 2026-03-06
全国人民代表大会(全人代)の年次会議が北京市内で開催されています。今年は全人代の代表が、民間に存在する「高額結納金」の問題を取り上げたことで注目される社会問題の一つに改めてなり、「結納金の金額は6万元(約137万円)を超えないことに関する全人代代表の提案」が3月4日、SNSなどで検索ランキングの首位になりました。
中国南部広西チワン族自治区貴港市から選出された図書館館長を務める全人代代表の李燕鋒氏は、結納金の基準額を定め、低額の結納金で結婚した家族に起業や雇用での支援を与えるなどを提案しました。
李氏は、結納金が高額化する現象は社会の人情としての見栄の張り合いやメンツの重視などの原因によるものと指摘し、「同じ地域に住む人々が、他人の高い結納金を知ると、自分も負けられない」と考えるため、金額についての悪質な競争が発生し、結納金がどんどん高くなってしまうと分析しました。
李氏は、中国の結婚式の風習における物質的な象徴として、結納品にはさまざまな形があると述べ、「表面上は結納金が必要ないと言われている地域もあるが、実際にはマイホームも車も必要だから、実質的には同じだ」と述べ、さらに、高額な結納金が結婚のコストを上げ、子供の教育費などの要因と重なり、若者が結婚を敬遠してしまう理由になっていると指摘しました。
中国では長年にわたり「高額結納金」が問題視されてきました。李氏は、明確に定めてこそ、この悪い風習に歯止めをかけられると主張し、「各地の経済発展レベルは異なるが、結納金の金額は6万元を超えないことを提案する」と、統一された基準の制定を呼びかけています。(ZHL、鈴木)
「中国国際放送局日本語版」より 2026年3月6日
