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japanese.china.org.cn |11. 03. 2026

全過程にわたる人民民主 新たな5カ年計画を好スタートさせる堅実な底力

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中国国際放送局  |  2026-03-11

北京市内で開催中の、年に1度の中国の全国人民代表大会(全人代)と中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)の年次総会は、中国式現代化と中国の全過程にわたる人民民主を観察するための重要な窓口だ。全人代代表や政協委員はこの全人代と政協会議という重要な場で積極的に提言し、ますます多くの末端の声を政策決定層に直接届け、さらには国家の重要な意思決定として現実化させ、全過程にわたる人民民主の強大な生命力をはっきりと示す。

中国では、全過程にわたる人民民主が選挙、協議、意思決定、管理、監督といった国家管理の各プロセスを貫く。すなわち人民を中心とする価値志向が具体化されており、人民が国の主人公であることを真に保障している。

優れた民主とは自然な帰結として「露に濡れ土にまみれる」ものであり、極めて広大な大地に根ざしている。中国では下は「郷」と呼ばれる小さな行政区画から上は全人代まで5層の人民代表大会が設けられており、それらの人民代表大会に代表として名を連ねる277万人のうち、現在は95%近くが県や郷の人民代表大会の代表であり、多くが第一線の労働者や農民、専門技術者だ。中国ウオッチャーからは、中国のように末端の民衆を国家権力機関に参画させていることは、世界でも極めて稀だとの指摘が出ている。

良き民主はまた、真の民意を吸収し、優れたアイデアを採用し、最も幅広い知恵と最も深い力を汲み取るものだ。第15次5カ年計画(以下「十五五」)綱要草案の審議と議論は今年の全人代と政協会議の焦点の1つだ。紹介によると、昨年5月から6月にかけての計画策定作業におけるインターネットによる意見公募では、計311万3000件余りの有効な提言が寄せられ、そのうちの多くの内容が受け入れられ、適切な形で計画策定の関連措置に反映された。ブラジルのリオデジャネイロ州立大学のエリアス・ジャボー教授は、「中国の法治建設は、裕福な人の利益ではなく人民の利益に奉仕することに基づいた、人類の発展における独特のプロセスを体現している」との考えを示した。

優れた民主は、問題をよりよく真に解決できる。統計によると、2025年に中国政府は全人代からの提案全体の95.6%を占める8754件、全国政協からの提案全体の97.3%を占める4868件を受理し、その処理をすべて期限内に終えた。

このような「目に見え手に触れられる実効性」こそが、全過程にわたる人民民主が幅広く認められるに至った理由だ。昨年発表された、世界各国の各種組織に対する信頼度を示すエデルマン・トラストバロメーターによると、中国の民衆の政府や企業などに対する全体的な信頼度は引き続き調査対象国の中で第1位であり、未来に対する楽観度も世界第1位を維持した。

「十五五」が新たな局面を切り開き、中国式現代化は新たな道のりに踏み出した。全過程にわたる人民民主は中国式現代化の建設の中で、さらに大きな活力を放っていく。(CGTN論説員)

「中国国際放送局日本語版」より 2026年3月11日