| japanese.china.org.cn |14. 05. 2026 |
協力リストを拡大し、建設的な力を発揮 米経済界は米中経済関係の互恵に期待
米アップル社のティム・クック最高経営責任者(CEO)は今回、トランプ米大統領に同行し訪中するが、年内で初の訪中ではない。1カ月余り前には、北京で開催された中国発展ハイレベルフォーラム2026年年次総会に外国側議長として出席した。クック氏は近年頻繁に中国を訪れ、中国の製造業とイノベーションの急速な進歩、中国の消費市場の拡大を目の当たりにしてきた。iPhoneの大半の部品は中国のサプライヤーから供給されるか、中国で製造されている。これは大洋を越えて広がる中米経済関係と協力・ウィンウィンの生きた象徴となっている。

2025年7月17日、アップル社のサプライチェーン展示ブース。新華社記者 丁洪法撮影
「一本の木では森にならない。私たちは共に森を育てることができる」クック氏が中国発展ハイレベルフォーラムで語ったこの言葉は、多くの中米企業家の共感を呼んだ。

2025年7月17日、第3回中国国際サプライチェーン促進博覧会で撮影されたコーニング社の展示ブース。新華社記者 丁洪法撮影
米国の特殊ガラスおよびセラミック材料メーカーであるコーニング社の2025年の中国事業は前年比9%増となり、その売上は世界事業全体の約3分の1を占めた。同社の林春梅副総裁は新華社の取材に対し、米中の産業体系は多くの面で高度な補完関係にあり、両国の優位性を重ね合わせ相乗効果を発揮することで、より大きな価値を創出できると述べた。それは米中双方に利益をもたらすだけでなく、世界にも恩恵を与えることにつながる。

2025年11月8日、第8回中国国際輸入博覧会の自動車・スマートモビリティ展示エリアのテスラ展示ブースで、自動運転電気自動車を見学する来場者。新華社記者 蔡湘鑫撮影
2025年12月、テスラ上海ギガファクトリーで400万台目の完成車がラインオフした。その部品の95%は中国国内から供給。この工場は長江デルタ地域で「4時間サプライチェーン圏」を形成し、400社以上の中国一級サプライヤーを取り込む。そのうち60社以上がすでにテスラのグローバル調達体系に組み込まれている。
互いに歩み寄る米国と中国の企業が増えている。多くの経済界・学術界の関係者は、中米の産業には高い補完性があり、経済協力の前途は洋々で、世界経済に積極的な力を注ぎ込むことができると指摘した。
カルロス・グティエレス元米商務長官は、「より安定的でより建設的な米中経済関係は、世界全体に利益をもたらす」と述べた。
元米国務次官補でスタンフォード大学フリーマン・スポグリ国際問題研究所研究員のトーマス・フィンガー氏は、米中の経済関係に摩擦が存在するものの、中国に生産拠点を設ける多くの米国企業は撤退しておらず、中国市場とともに成長していると指摘。これは米中関係を支える基盤が非常に強固であることを示しているという。
ミシガン中国イノベーションセンターの元顧問であるトム・ウォトキンス氏は記者に対し、米中両国は橋を架けて相違を管理し、未来に向けた共同発展の計画を立て、互いの関心事について歩み寄りながらウィンウィンの解決策を模索すべきだと述べた。
取材に応じた米国の経済界・学術界関係者は、首脳外交の戦略的指導の下で、米中が対抗ではなく対話、ゼロサムではなくウィンウィンという交流の基調を堅持し、協力リストを増やし問題リストを減らし、両国と世界経済の未来に建設的な力を提供することに期待している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年5月14日
