| japanese.china.org.cn |15. 09. 2026 |
「大BRICS協力」がグローバルサウスの団結と自立・発展をけん引
第18回BRICS首脳会議が9月12日から13日にかけて、インドのニューデリーで開催された。中国の習近平国家主席は会議に出席して重要演説を行い、BRICS諸国に対し「四つの先駆者」となるよう呼びかけた。また、グローバルサウスの力を強化するための4項目の重要な主張を示したほか、BRICS協力の深化をめぐって5項目の提案を行った。さらに、中国が来年BRICS議長国を引き継ぎ、第19回BRICS首脳会議を主催すると発表した。
この20年を振り返ると、当初の4カ国によるBRICSから、現在の「BRICS大家族」へと発展し、BRICSの枠組みは新興市場国と発展途上国にとって重要な協力プラットフォームとなっている。「大BRICS協力」は今、質の高い発展の新たな段階に入っている。
現在、世界では変動と混乱が交錯し、平和、発展、安全、ガバナンスをめぐる赤字は拡大する一方だ。グローバルサウスの先頭集団として、BRICS諸国はどのような役割を果たすべきなのか。習主席は、イノベーションと発展の促進、平和と安定の維持、文明間の相互学習の推進、グローバルガバナンスの改革・改善における先駆者となるべきだと提唱した。同時に、グローバルサウスは国際法に基づく秩序を共に守り、多国間主義の旗を高く掲げ、人間中心の発展理念を堅持し、手を携えて安全保障ガバナンスを推進すべきだと強調し、国際社会におけるグローバルサウスの影響力と発言力を高める方向性を示した。
発展は、あらゆる問題を解決するための「万能の鍵」だ。今回、中国側は、人工知能(AI)のオープンソース化と幅広い普及、貿易・投資の円滑化、デジタル産業協力、スマート製造協力、科学技術人材の育成という5項目の提案を打ち出した。また、AI、経済特区、デジタル産業などの分野で実務協力を推進し、「大BRICS協力」に新たな原動力を注ぎ、グローバルサウス諸国により多くの発展の機会を生み出そうとしている。
BRICS諸国の人口は世界の半数近くを占め、経済規模は世界全体の約30%に達しており、既に世界経済の成長を支える重要な力となっている。保護主義や陣営間の対立に直面する中、BRICS諸国が団結と協力を強化することは、自らの発展に関わるだけでなく、多国間主義を守り、グローバルガバナンスを改善する上でも、より大きな役割を果たすことになる。
来年、BRICSは4回目の「中国年」を迎える。BRICS協力の第3の「黄金の10年」がまもなく幕を開ける。中国はBRICS大家族のメンバーと共に、「大BRICS協力」を着実かつ長期的に発展させ、グローバルサウスの団結と自立・発展のために、より大きな「BRICSの力」を結集していく考えだ。(CGTN論説員)
「中国国際放送局日本語版」より 2026年9月15日
